3/16(水)深夜に発生した地震で被害を受けられた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
あの東日本大震災から11年目の直後というタイミングで、改めて地震の恐ろしさを実感する出来事でした。
3/16(水)に発生したのは「マグニチュード7.4」の地震。
今後宮城県沖でマグニチュード7.0程度の地震が発生する確率は、10年以内は50%程度、30年以内は90%とも言われています。
※詳細は仙台市ホームページ「宮城県沖地震等の発生確率」(外部サイト)よりご確認いただけます。
とても大切な「地震への備え」。そのひとつである「地震保険」について、この機会に考えてみませんか?
■地震保険の普及率
宮城県の地震保険の加入率は全国トップ!
それでも2020年時点で51.9%と、2世帯に1世帯は地震保険に加入していない状況です。
もしかしたら、あなたの火災保険にも地震保険が付帯されていないかも…
■地震保険で知っておきたいポイント!
・地震を原因とする火災は、火災保険ではなく地震保険でしか対応できません。
・地震保険では津波による被害も補償されます。
■地震保険の特徴
地震保険は特殊な保険で、その重要性から、国と保険会社が共同で運営しています。
全社共通の保険であり、保険会社間で補償内容や保険料に違いはありません。
そんな地震保険は、基本的に火災保険とセットでしか加入ができません。
皆様のお家の火災保険には、地震保険特約がきちんと付帯されていますか?
建物だけでなく、家財も対象になっていますか?
加入してなかった!という方は、保険期間の途中からでも地震保険を追加することができます!
今一度確認してみましょう。
■損害判定方法
いざ地震が起こったとき、地震保険金が支払われますが、損害額の査定方法も特殊です。
全損・大半損・少半損・一部損の4区分しかなく、支払い判定は簡略化されています。
なぜなら、地震保険では、迅速に保険金をお支払することが急務だからです。
地震保険金は、「地震で普段の生活を送れなくなった被災者の方が、当座の必要資金に回すため」としても機能するのです。
実際に東日本大震災の際は、沿岸部の一部指定エリアを一律「全損」と判定し、迅速に地震保険金を全額お支払いしました。
■地震が起きたらまずすること
①片付ける前に写真を撮る
建物に入ったヒビは損害認定に大きく影響します。それだけではなく、壊れた家財や倒れた家具の写真も撮っておきましょう。
家財が補償の対象になっていれば、保険金支払いの要件になります。最近はコロナの関係もあり、写真のみで損害判定するパターンも。
片付けの前にしっかり記録に残しましょう。
②地震保険の加入状況を確認する
火災保険の保険証券をチェックしましょう。地震保険特約が付帯されていれば、保険金が支払われる可能性があります。
保険証券が見つけられない、どの書類なのか分からない、そんな場合でも大丈夫です。お名前や住所などの情報を保険会社か保険代理店にお伝えください。ご加入状況をお調べいたします。
③プロに相談する
保険金が請求できるか、保険会社や保険代理店に確認しましょう。
必要に応じて損害写真のご提供をお願いする場合や、現場に立ち会わせていただきます。
■東日本大震災から
※ここから先、津波後の被害の様子が分かる写真を載せております。
ご覧になるにあたって、気分が悪くなる等、強いストレスを感じる方はブラウザバックでお戻りください。
上記は東日本大震災発生直後、閖上~亘理にかけての写真です。
東北に生きる私達にとって、あの日は決して忘れることができない日です。
迅速に地震保険金をお支払いすることで、被災者の方々がお金の心配することなく、次の復興のステップに進めるようにすること。それが保険会社および保険代理店の責務です。
同時に、被災した際に経済的な困難に遭わないよう、未加入者の方に平時から正しいご案内をすること。これも私達に課せられた使命です。
地震保険に関して、心配なこと、相談したいことがある方は、仙台の保険見直し無料窓口・保険クリニックまでお気軽にお越しください。
スムーズにご案内できるWEB予約が便利です。
保険クリニックザ・モール仙台長町店には住宅のプロ「宅地建物取引士」の資格を持つスタッフもおります。
ご相談は何度でも無料。保険証券の内容確認だけでもOKです。